コメント
みー師匠 こんばんわ
「ホーンブロワー」5巻までみました。
４巻まで、やっぱりホーンブロワーは好きになれませんでした。
女にうつつを抜かしすぎじゃないのか？って思いましたね。
３巻で目的はどうあれ、部下の不安を呼んで無謀な脱出を計らせてしまったし、４巻ではナイスバディーの美人で、知的な教師とくれば私だって好きですけど、お持ち帰りしようとして時間を掛け過ぎて、橋の破壊を遅らせてしまい、部下を危険に晒すし。それに男だらけの戦場で、「女同伴って、どうよ？！」とか思いますよ。
ただ、女性の方も簡単に好きになるのかなぁ。ホーンブロワーは、かたちとしては、悪魔（侯爵だったでしょうか）を帰国させた手先だしなぁ。
逆に、好きになったのは伯爵の少佐殿ですね。登場は貴族の嫌なヤツ？！って感じだったけど、指揮も上手くて、情も知る好人物。ただ陸軍だからもう登場しないでしょうけど。
ところが以前師匠が予告していた５巻を、昨日みたしたけど、ホーンブロワーがタイムリーを打って同点に追い付いた（嫌いじゃなくなった）感じです。結構、分隊長が板についていてイイ感じだった。
ここで好きになったのは2等海尉の人ですね。あと友人のパニック症候群の人、海尉になってましたね。だんだんパニックも治りかけてました。パニックさえなければ、かなり頼りになる人物だし。
ところで、やっぱり等級分けしてるんですね。海尉が4等に分かれていたようですけど。
そうそう4巻の教師の女性と5巻の2等海尉の人って有名な役者さんですか？見た事ある気がするんですけど。
【天龍八部】
＞段誉、王さん 木さんか 阿朱？ しょうれい 阿紫なような気がします
段誉の次が阿朱じゃなかったんですか！？
しかも、あの鍾霊よりも阿紫の方が若いとは。
＞阿紫はちょっときびしいような
確かに。
女優さんだけ見てたら、段誉・阿朱・木婉清・王語嫣・阿紫・鍾霊って感じで、阿朱は黄蓉とタメ年（15〜16）かなぁって思ってました。
| 遠志 | 2005/08/15 12:56 AM |
陸軍の少佐は いい感じだしてますよね
イギリス貴族の われわれは選ばれた者であるから
選ばれた者としての責務を果たせ！ を体現していますね 弾丸の飛び交う位置に立って 隣の兵士が倒れてもこの距離ではあたりはしないさ と 悠然と構えるところがクール
海尉の等級なんですが
あれは先任順番で、艦の大きさによって海尉の数が決まってるので 戦艦だからあの人数で あの番号なわけです 筆頭海尉が副長となります
２等海尉のブッシュさんは ２等として赴任してきたわけではなく、海尉として赴任してきて先任が２番目なので ２等海尉（ドラマではですけど）
５巻では 軍人としての責務（絶対忠誠）か
指揮官としての責務（部下の生命を預かる）の葛藤の話で好きですね
ブッシュ海尉とは親友になって キルヒアイスのようになります 彼のほうがだいぶ年上なんですが
そうそう 銀河英雄伝説でアムリッツアに侵攻した艦隊から 総司令官に伝言たのんでたら昼寝中というのは たしか実際に似た話があって
ドイツが電撃作戦でフランスに侵攻したとき
総司令官のガムラン元帥が昼寝してた
見たいな話があったはずです
しかも梅毒を患い 脳症を発症してたらしい
本当がどうかはわかりませんけども。。
さて 女優と俳優については ものすごくうといもので。。
よくわからないんですよ
すみませんねえ
| みー | 2005/08/15 7:40 PM |
＞海尉の等級なんですがあれは先任順番
6巻ようやくみて分かりました。そのようですね。
＞ブッシュ海尉とは親友に
なぜ法廷に2人なの？って思っていたら・・・。
それにしても、劇中でも言っていますけどパニック症もかなり完治していたのに。
ブッシュが年上なら、キャゼルヌって感じですね。ちょっと違いますけどね。
ジークのような人物って言っておられたので、てっきり海尉心得から同期の彼かと思っていました。後半好きになりだしたのに残念ですよ。でも、結局押したですかね？あの艦長が後ろに身を退いて落ちたって言うのが真相のような気がするけど。
一番好きだった、上司の艦長が閣下とか言われて裁判官(？)として出てきたって事は出世されていたんですね。
師匠にお聞きした事あるんですけど
『銀河英雄伝説』で9巻（新書）でマリンドルフ伯が北方の流星王の話をするんですけど、一体誰の事が知っておられますか？
欧州知識がゼロなので、見当が付かないんです。
| 遠志 | 2005/08/19 1:36 AM |
えーと ５．６巻時点のぺリュー艦長の正式な階級ですけども 戦隊指揮権付艦長 みたいなもので
今の階級に直すと准将？
ですので閣下とよばれるのはちょっと違うかも..
正式にはあの３人の階級は同じなのですが
戦隊指揮権をもっているので上席ですね
７巻からのぺリューさんは 少将に昇進して正式な
提督です
海尉と海佐は１級（一応間に准海佐がありますが）
しかちがわないのですが権限が段違いです
ちなみにある程度本国から離れたところで裁判を行う場合 艦長数人あつまらないと死刑を含む判決がくだせない（一応本当は５人いるらしいです）
原作では あのネルソン号の艦長は あのような老英雄ではなく ただの猜疑心のつよい単なる小心者で 話のながれでは ホーンブロワがつきおとしたみたいな含みがあり ぺリュー艦長が不問にするといった展開です
アーチーは原作にはいないので。。
ブッシュは結局 ホーンブロワに階級抜かれるのですが 能力をみとめて
喜んで彼のために副長を勤めます
７巻での彼のきびしい副長ぶり結構好きです
北方の流星王？
カール12世 スウェーデン王ですね
今変な話スウェーデンとかデンマークとか国力的にみてぱっとしないですが
結構今の小国でも１度とか おお！っていうような
英雄的王様がでるもんですね
そーいえば ゲルマン民族！っていうと
イメージ的には謹厳実直規律好き というイメージですが ローマ時代にさかのぼると...
とかおもしろいですよ
英雄型の王様によくある話ですが
戦闘でも先陣を切って戦うタイプの場合
戦死する人も多いですねえ..
先陣切るから 人がついてくるのかもしれませんけども
変な話 そういう死に方をした君主以後 名君が現れないとかよくある模様..引継ぎができないからなんでしょうか
| みー | 2005/08/19 8:44 PM |
こんばんわ
7巻見ました。
＞ぺリュー艦長
そうでした。やっぱり一番カッコイイです。
＞アーチーは原作にはいない
そうなんですか。
別に居なくても話は進みそうですけど、いた方が今となってや良かったって思いますね。
パニックさえ無かったら、一番好きな人物だったかもって思いますから。
＞ブッシュ
イイですね！当にキャゼルヌ先輩みたいで。
アーチーに鉄柱を入れた感じで、信用と言うより信頼できる人物って感じで、私のモロ好みなんですよね。
正直、主役がやっぱり好きになれないですからね。脇がカッコ良くないと。
と、言っても主役が好きなのって滅多にないですけどね。今まででヤンとラインハルトぐらいですか。（実在は含まず）
前に師匠が言っていたように、ホーンブロアって前へ出すぎだろう！とか思うし、西インドの時のトルコ要塞戦の時など、危うく好きなブッシュ海尉が戦死するところだし。指示してから動けよ！とか思ったり。
結局、彼が存在するには、良き上司がいて、脇を固める仕官が居て、彼の要求にこたえる下士官たちがいて成立するきがします。どれが欠けても戦死するか謀殺されるか夭折するきがしますね。
ところで全10巻じゃなかったですか？
あと1巻しかないんですけど・・・・。
＞北方の流星王？
ヒルダがラインハルトと一夜を共にした翌日にラインハルトに求婚されたあとの親子の会話で、伯爵が天才の例にあげたのが、17世紀の流星王でした。
＞カール12世 スウェーデン王ですね
おぉぉぉぉぉぉ！！！
長年の疑問が晴れました！
この頃の王って中国で言えば春秋時代のような感じになるんでしょうか？
普通、王様は王宮の住人ってイメージありますからね。
| 遠志 | 2005/08/22 1:18 AM |
ホーンブロワーは今のところ８巻で休止してます
原作でのホーンブロワーは 気さくな自分（指揮官としては威厳を持たねばと） 船酔いする自分、高所恐怖症な自分、何か突発的なことが起こるとわれを忘れて行動する自分、にひどく悩み
自分が立てた手柄を（自分が思うには）過大評価する周りの人たちに対していらだち
内面的にはひどく悩み、そんな自分にうんざりしつつも
指揮官たる自分は部下が不安にならないよう
どっしりと振舞おうと努力するんですが
やはりそんな自分がいやでいやでたまらないと
ヒーローとしては書かれていません
ドラマではその内面の部分を表現するとかなり暗くなるのでヒーローとして書いてるみたいな気がします
歴史上万能な人が君主で現れると陥りやすいのが
部下が無能に見えて、仕事を任せると自分から見て
仕事が不完全で遅く見え 結局自分でやって
成功した結果 部下が育たずに、部下も主君に甘え
自分も無能な部下に仕事を任すことができなくなるという悪循環が
でもまた逆に本人無能でも人を使うのが異様にうまい人もでてきたりするのがおもしろいですけどね
そうそう良く劉邦と劉備が同列な雰囲気で書かれたりしますが、個人的には劉備は単なるやくざの親分で劉邦とは本質でことなる気がします
その組織も
劉備一家 総長 劉備
劉備一家 舎弟 関羽、張飛
劉備一家 若頭 荊州会会長 諸葛亮
劉備一家 若頭補佐 趙雲
みたいな雰囲気ですし。。
呉 は 逆に寄り合い横並び所帯の会派の会長が
孫家で 他の江南４名家がまわり固める雰囲気が
えーと 絶対的強国による調停がある地域とない地域では 戦争の終結において差がでます
規模が違いますが日本で幕府がもとめられたのも
その理由があったりします
似たような国力の国が周りにいっぱいあって
そんな国同士いさかいが起こった場合
落とし所がみつからないと泥沼に陥り、
周りの国に調停を頼むにも 同じような国力の国が多いのでスキを見せたくない みたいな
そんなばらばらな状況といった時代がおおいですね
おもしろいのが XXX国 国王兼 AAA国 国王
みたいな君主がいたりするところ
両方併合しないところがおもしろいです
さらに A国王とB国女王が結婚して AB国合併したけど 統治は共同とか
今のイギリスのように ３カ国＋αだけど 対外的には１カ国（イングランド ウェールズ スコットランド＋北部アイルランド）
上記のような不思議な統治の国々があったり
かといって近隣でいがみあうわりに 近所にいるイスラム系帝国などが定期的に攻めこんできたりする
混沌の世界です
東洋史とくらべて 読みにくい時代ですよ
| みー | 2005/08/23 8:31 PM |
こんばんわ
今見終わりました。
＞ホーンブロワーは今のところ８巻で休止してます
ホッとしたような、「おいおい、これからだろう！！」って気持ちが交錯してます。9巻以上あったら、探し回らないといけないし。
でも、本当に制作中止ってガセネタ（希望としてはガセであって欲しい）じゃないんですか？
正直、どの話のもあることだけど、理想型になるまで、つまらない話とか気分が晴れない話とか、どうしても積み重ねないといけないですよね。それが、後々イイ味として理想型の時に活かされるだけど、肝心の理想型になった所で「はい、お終い」じゃぁ、頑張って見て来たのは何だったでしょうか。
ブッシュ海尉は、ヤッパリ格好いい！
ペリュー提督も最高！
最初の硬い厳しいってイメージなんか忘れるくらい、今は好きですね。
ところで、最後にどう出世したんでしょうか？海軍本部へ？階級は？ちょっとわからなかったです。
あと驚いたのは、ホーンブロアーって、艦長であって海佐じゃなかったですね。海佐になってると思っていました。
海尉心得もイイですね。ちょっと柔軟性（責任者の時）が欠ける辺りは、1〜4巻を見てるから、「わかる、わかる」って感じで、頑張れ！みたいな気持ちになります。
＞ヒーローとしては書かれていません
なるほど。確かに、やたら硬い発言ばかりしていましたね。師匠も言っておられるけど、やっぱり有能すぎると自分で何でもしてしまうようになってしまうんでしょうね。
幾万の事例を知らないですが、知ってる範囲では、有能で自分で決する人で、最終的に成功した人ってあまり聞かないですね。ホーンブロアは最終的にどうなるかは知りませんけど（制作再会がある事を祈って、師匠に彼のその後は聞かない事にします）。
ところで、結婚の話はオリジナルですか？ドラマだけですか？
原作では、あの奥さんの事をどう描いていますか？容姿も含めて聞きたいです。
＞劉備は単なるやくざの親分で劉邦とは本質でことなる気がします
自分はずうっと同列に考えていました。やっぱり組織がやくざ過ぎて、文官の不足してしまったんでしょうか？
軍事に関しても、ほう統や法正が死んだら、もう誰に居なくなりましたしね。
呉の話は、まったくその通りですね。
＞絶対的強国による調停がある地域とない地域
確かに、幕府の必要性は、当にそれに尽きますね。
それにしても、合併がよく行われるのが凄いというか、理解できないというか。不思議でです。欧州の●●人とかは、日本での尾張衆とか三河衆とかぐらいの感じで、アメリカと日本みたいに、別人種的感覚ほど、隔たりはなかったから、合併とかができたんでしょうか？
東洋でも始皇帝が統一さえしなかったら、私も欧州の事を理解できたんでしょうか？
そうそう、大事な事忘れていました。例のアイルランド人の件です。
劇中で私の想像よりも多くのアイルランド人が瑛海軍にいるですけど、これは戦前の台湾や韓国のように感じたんですけど。
当然独立を目論む人もいるけど、他の人達は結構しっかり働いていました。その辺りの話をお聞きしたいです。忠誠とか出世についてとか。
| 遠志 | 2005/08/24 1:29 AM |
８巻ラストのぺリュー提督は原作で言うところのコーンウォリス卿の役目を果たしております
コーンウォリス卿は老齢で司令を退官なので
目をかけていたホーンブロワを昇進させるのですが
ドラマのぺリュー提督はあの年齢なので
十分現役...
おそらく実戦部隊から海軍委員会みたいなところへ
いくのではないかと 予想してました
ブッシュ海尉の 副長就任時のフランス系少佐に
対しての態度が大好きです
たよりになるぜ副長！ 感たっぷりの威厳
ブッシュさんも平民の生まれで 母親と４人の妹を養っているので彼も貧乏です
ホーンブロワも貧乏なので やはり平民出は出世しても厳しそうですね
ただホーンブロワは捕獲賞金制度が嫌いなうえに
拿捕するよりも撃破する場合とか拿捕したときにかぎっていなかったりとかなので 貧乏のままなのです
原作ではそのような状況を見ていたコーンウォリス卿がいろいろと気にかけてはくれるのですが..
劉備と劉邦では度量がちがいすぎますねえ
人間自分より有能な人に権限を大幅に委譲するのを
自分の権限が増せばそれに比例して恐れたりするのですが（だまされてってのはありますけども）
劉邦に関しては自分より有能な人物にどかっと委任して かつ働いてるほうも気持ちよく働ける
見たいな感じでしょうか
アイルランドに関しては くわしくはないのですが
日本における朝鮮半島、台湾は 戦線に対して前線にあたるわけで 戦力の根源地は基本は本土なのに対して
アイルランドは簡単にいえば 前線に対しての後背地、お手軽な資源、兵力の供給元
治めてるほうとしては わが領土であるがゆえに
対外的に安全なのだ！
に対して やはり 住民からすれば
掠め取るだけ掠め取ってえらそうに！になるわけです、本土が大飢饉のとき アイルランドの食料をがさっともっていって大暴動がおきたりしました
ヨーロッパ世界は やはり古代ローマ帝国の崩壊が
一番おおきかったとおもいます
まさにヨーロッパ世界の秩序の根源、強さの象徴だったわけですから。
ローマ帝国崩壊後、似たような領土を持つ国がでたこともあるのですが ローマ帝国ほどの影響力はありませんでした
ただローマ帝国にとどめをさした原因の一部は
中国にもあるってのが歴史として面白いですね
| みー | 2005/08/30 8:34 PM |
何だか気が抜けてしまっている遠志です。
そういえば、たまたまBS2を覗いたら、ブッシュ海尉が居られました。別役でもカッコイイです！
＞海軍委員会みたいなところへ
そうなんですか。確かに有能な人ですけど、岡の上がって全体を見てくれるほうが、前線にいる者としては戦いやすいかもしれませんね。
＞ホーンブロワも貧乏なので やはり平民出は出世しても厳しそうですね
あれは以外でしたね。あんなに困窮していたんですね。
ところで結婚も原作にあるんですか？
＞アイルランドに関しては ・・・
なるほど！確かに後方ですね。でも、やっぱり暴動はおこりますよね。現在でも起こってますからね。その中でも英国王に忠誠を誓う人が多数いたと言う事は、それなりに統治していたって事ですかね。
＞自分より有能な人物にどかっと委任
凄く興味があるんですけど、劉備って委任できない男だったんですか？
ずっと劉邦と同じように見ていたから、驚きです。出来たら、詳しく教えていただけないでしょうか？
最近よんだ本に新朝時代（時代っていえるのかなぁ）に存在した赤眉軍が、強いし規律も取れていた。ただ人民中国になってから、なんでも反乱は農民反乱だって事になってるけど、自然発生の農民反乱が規律が取れるはずはない。それは宗教団体、つまり幇会だったって書いてありまして、以前師匠から教わっていたので、凄く納得して読めましたよ。
まだまだ知らない事があって、楽しいです。一つの新しい知識で、ガラっと風景が変わる事ってありますから。
| 遠志 | 2005/09/02 1:16 AM |
原作でも結婚はありますよ
マリアは容姿は美しくわけではないが
とにかくホーンブロワに愛情をそそぐ
見たいな感じでかかれてます
が しかし頭の回転はよくないとしっかりかかれていて
理知な会話を好むホーンブロワとしては
そこが不満になります
劉備ですか
死ぬときに諸葛孔明を呼んで 息子がぼんくらだったらうばってええで！みたいな事をいって
美談になってますけども
さきに いっておくと逆にそのことがしにくくなったりしますよね
しかもそう言ったみたいな話が表に出てるということも 抑止力になるわけで
劉備の子分たちも生きてる状態で 息子がぼんくらだから跡目とっていいって 親分が言ってたんで
わしが親分な？ ってできませんよね
このへんの駆け引きはさすがと思います
劉備生存中に全権委任受けたのは関羽だけじゃないかな
勢力が小さかったってところはありますけど
後から入ってきて かつ劉備より能力が上な人。。。孔明も実像は演義にでてるような人物ではないので割り引くとして、法正とかは 無視するわけにもいかない勢力をもともともってたので
これも割り引く上に あくまでも彼の場合は指揮下においていての采配 ということは 全権委任でおいておくとあぶなさそう と踏んだような気配も
個人的感想ですけど
劉邦はほっておいてもどんどん人があつまってくる
劉備はほっておくと 偏った（侠客系）人材が集まる
みたいなもんでしょうか
劉備は出身業界（侠客）に顔はきくけどそれ以外はきびしいといった殻があるように思えます
劉邦で思い出しましたけど 劉邦って書くなら 相手の項羽は項籍にしないといけないような。。もしくは劉季 でもまあ劉邦にはたぶん字はなかったとは思いますけど
伯 仲 叔 季 の4番だけが字てのも..
劉邦の伝記そのまま読むと
劉 兄貴 字は すえっこ お父さんの名はおじいさん お母さんの名はおばあさん
すごいですねえ..
| みー | 2005/09/02 8:36 PM |
こんばんわ
＞原作でも結婚はありますよ
小説ではどうなんだろうなぁって思っていましたけど、やっぱり容姿は美しくなかったですか。
少しオバサンっぽくって、ホーンブロアとのﾍﾞｯﾄﾞシーンは正直引きました。
それに、何か同情が9割、感謝1割で愛情が抜けてる感じで結婚してしまった気がしました。
どう考えてもつりあわない感じがして・・・。
絶対浮気するなぁって思いましたよ。
だって仏で敵味方なのに愛し合ったのがあの美人教師だったし、それと比べると・・・
見た目で判断しない私ですが、「頭の回転はよくない」とあっては、一体どこに良さを見つけたんでしょう？お母さん付いてきて、両親の居ないホーンブロアとしてはお得だったのか。
軍人（しかも将校）の妻としても減点だし、あれでは家に帰りたがらない気持ちも分かります。
子供まで出来てしまって・・・・。
その辺りのホーンブロアの後悔とか小説にも載ってるんでしょうか？
自分がベスト妻と思っているのは、毛利元就の奥さんで史実的には生年没くらいですけど、三子教訓状で結束のシンボルとして何度も妙玖(奥さん)の名前をだしいるんです。
それほど元就や子供たちにとって最高の妻だったと思うんですけど、それを永井路子さんが小説で上手く膨らませて魅力ある女性として元就を支えるんですよ。
大河ドラマでも「毛利元就」で富田靖子がやってましたけど、頭良いし、元就のクドイい愚痴にも付き合うし、落ち込む元就を慰める。
中国十カ国の太守になったのも妙玖あったればこそって感じがしました。
＞関羽だけじゃないかな
今、そうかなぁって思って色々思い返してみました。
確かにそうですね！
勢力が小さかったってから気付かなかったです。
で、任せて関羽も弟ですしね。
黄忠と法正は、任せたんじゃなく先鋒ですもんね。
＞このへんの駆け引きはさすがと思います
恥かしいですよ。
その切り方ってした事なかったなぁ。
確かに寄合所帯ですしね。
＞顔はきくけどそれ
なるほど。徐州でも、あまり文人が居ませんでしたね。
＞劉邦で思い出しました・・・
そのあたりは、北条早雲は、北条とは1回も名乗っていないというのと同じ理屈ですよね。
＞劉邦にはたぶん字はなかったとは思います
そうでしたっけ？
自分は逆だと思っていました。字の季だけで本名が分からない。でも、初代皇帝に忌み名がないのは都合悪いので司馬遷が勝手に付けたって聞いたような気がします。記憶違いかもしれませんけど。
| 遠志 | 2005/09/05 9:15 PM |
マリアの 愛の押しに負けた結婚のようにかかれてますけど 子供のことは気にかけますが
指揮官たるもの家庭を顧みないもんだ！
みたいな指揮官を演じるので葛藤しますが
表面はすましてます。。
艦長になってからは社交界で付き合いも発生するので
マリアをつれてパーティーにでると
会話が....で とてもこまる話もあります
毛利元就ですか
私も好きですね 石高で言うと江戸時代の小旗本程度からあれだけのばすんですからねえ
でもまあ統治システムの構築はちょっとおちますね
ただ尼子のように大失敗はしていないので
合格ラインかと
武田信玄の評価は一般には高いですが
勝頼が継いだ時点で国内経済ぼろぼろだったので
その辺私的には評価さげてます
あと跡継ぎ政策の失敗もふくめてね
元就はその辺立派なほうですねえ
あと面白いのは大名で一番手紙がのこってるのは
元就でとても筆まめみたいでいろいろのこってますよ
畳の座敷で雪合戦するなと妻に怒られたとか
あと有名なのが 人を信じるな 誰も毛利のことを考えて行動なんてしないぞ 見たいなやつ
尼子 大内の２大勢力にはさまれた状態での立ち回り実に見事
陶隆房の謀反もたぶん１枚かんでるんじゃないかなあと 思います
あと個人的に隆元好きですね
能力的には高かったとおもいますよ
ただ弟たちと違って輝くような質の才能ではなく
さらに父がでかすぎだったですね
４兄弟（五龍含む）の母 偉大ですね！
あれだけの子供育て上げてみな立派なのがすごい
元就かなりぐちっぽいので なだめる彼女の姿が浮かびますよ
劉邦の字の件ですが
ある程度名門みたいな家でないと成人の儀式を行って字で呼び合いするような事をせず
田舎の村とかは ＸＸの何番目 みたいな呼び方で通じるので ＸＸの息子のＹＺが とかはポピュラーではなかったよーです
ちなみに のちのち もっと簡単に 武侠小説でも出てきますけど 姓＋数字 張三 とか 娘の場合
葉＋二嬢 みたいになっちゃいます
多分子沢山の上に幼児死亡率が高かったからではないでしょうか
劉邦は多分 成人したときの呼び名が 劉の兄ィで、さすがにそのまま書くには忍びなく
同音だった 邦を 当てた という説もありますね
父母に関しても よい方の字使ってますし（大公とか） で 字のほうも 季 をあてたんじゃないかなと
本来ならば 伯Ｘ とか 仲Ｘ なるわけですからねえ １文字ってところも 違和感が
司馬遷もだいぶ苦労したんじゃないでしょうか
真実を書きたいが真実かくと うーむ みたいな
| みー | 2005/09/05 11:30 PM |
こんばんわ
＞会話が....で とてもこまる話もあります
不美人を妻にして・・・って美談になってるパターンって結構ありますけど、実際映像になると奇麗な女優さんがやるので、場合によれば滑稽だったりするんです。
ところが、毛利元就の吉川元春の妻役は、故川谷拓三氏の長女がやっていたんですが、まぁリアルでして・・・・。
あのドラマは、ホトンドが家庭では妻に甘えたり尻に敷かれたりしてるんですけど、元春だけは店主関白って感じで、奥さんもそれにしたがって、元春に後顧の憂いをのぞいているんです。
それを知ってるから、よけいマリアに悪感情が起きたのかもしれません。ホーンブロアの職業を理解して過程ではイライラさせる発言はするな！ってちょっと思ったりしたんですよね。
ついでなんで吉川元春ネタなんですけど、本の95％ぐらいは、娘の不美人に悩む熊谷直信の弱みに付け入り、結婚を申し込んで味方にした・・・みたいな書かれ方ばかりなんですよ。
確かにそういった側面もあったかもしれないけど、熊谷直信って結構一徹な人物なので、そんな下心があったら恩を感じる以前に味方にならないと思うし、元春にしても、らしくないって気がするんですよ。
多分十分に娘を幸せにしてくれる男と感じたから嫁に出したんじゃないか、味方についたんじゃないかって思うんですよ。
事実としては、側室は居ないし、子供も分かってる範囲で5人いて、みんな同腹だし。
ま、奥さんは吉川氏としては良妻だったけど、毛利氏とっては、性格に問題がある悪妻ではありましたけどね。
＞合格ラインかと
あれ以上の事って毛利氏に出来ますかね？
安芸って特に国人の独立独歩の性格が強くて、他の大名みたいに家臣団として組み込むのは難しい気がするんですが。
徳川みたいに、ドーンと別地へ転封とかあったら、一旦リセットできて、改めて毛利当主が土地を与える形になるから、強固な家臣団を作れるとは思いますけど。
これって認識不足でしょうか？
＞元就でとても筆まめみたいで・・・・
知将とか色々言われてるけど、案外永井路子さんが書かれたのが、実像にかなり近いんじゃないかって思います。
＞元就かなりぐちっぽいので なだめる彼女の姿が浮かびますよ
そうそう！全くその通りっす！
＞あと個人的に隆元好きですね
師匠！！！
最高っです！
実は私も大好きなんですよ。
今年酉年だったので年賀状に隆元さんの「枇杷（びわ）に鷹図」を使わせてもらったぐらいです。
大体、あの兄弟をまとめた人ですからね。妹と元春は仲悪いし、元春と隆景はなつなつしてるし。胃が痛くなります。これって隆元暗殺後、まとめるのは（女性陣を）奥さんの妙寿さんで、似たもの夫婦って感じで好きですね。
ちなみに宍戸隆家も好きです。
ついでですけど、真田と言えば信幸が好きなんですよね。世の中えてして、派手な活躍した人が優れているみたいな感じですけど、実際はそうじゃないって思うんですよね。
極端な事言うと、家を残す事が一番大事だと思うんですよ。
なくなれば実績は分からないし、家臣団も分からない（場合ありますよね）。
他人に色々書かれるわけだから、良いようには書かれにくいです。
生き残る為とは言え、やってきた事の酷さは変わらないと思いますけど、毛利元就は知将と言われ、宇喜田直家や最上義光は梟雄と言われている。
違いはやっぱり家庭のあり様で、元就はしっかり子女に薫陶をたれたけど、あとの2人は身内でも暗殺したりしてるし（仕方ない場合もあるけど）。
その意味で武田信玄の話をすると、第四回川中島の勝敗を昔も今も語られるけど、私は上杉の勝ちと言いたいですね。
上杉は明治まで残り、武田は戦国で消えた。それに、あの戦いで何より武田の負けだと思うのは典厩信繁が戦死した事ですね。
彼が生きていたら、信玄死亡時に継承についてアドバイスできたんじゃないか（買かぶり過ぎ？）って思ったりするんです。
そもそも勝頼は他家に出た人間でそれが武田本家を継ぐ事自体厳しいし、さらに陣代とか言って、余計立場が弱くしてるし。
武田信玄も自身の代では最強を誇ったでしょうけど、次代に繋ぐ中継ぎ役としては、失格じゃないかなぁって思ったりしてます。
＞真実を書きたいが真実かくと うーむ みたいな
だから後世読む方もよっぽどだらしの無い男なんだなぁって読み取れますよね。
脚色してあの記述でしから(笑)
| 遠志 | 2005/09/09 2:29 AM |
毛利の統治システムの件ですがその始まりが
国人傘連判署名式だったので
あそこまでよくやったなという意味で合格ラインと
たとえば尼子もそうですが、島津も不合格です
地図上でいくと九州のうち八カ国制圧ですが
急激な速度で広げたのに薩摩一国時代のシステムに
ちょいと手を加えただけだったので
８カ国制圧時にまさに攻勢限界点を超えており、
指揮系統の矛盾も噴出してました、
武田につきましては、信虎は暴君みたくかかれてますが、個人的にはそうとは思えません
なぜなら武田、島津もそうともいえますが
名門ゆえに同族や旧来の家臣がいる強みがありますが、逆にそれも場合によっては弱みに、、
一門、譜代の意見を無視できない場面が発生するので、家臣の権力をそぐ方針の信虎を一門が排斥して晴信へ、、って 武田はさらに同じ場面が後でありますよね、一応義信がどーの といった理由付けられてますけど、やはり家臣の権力を削ぐ方針を進めた信玄を排斥しようとして失敗したというのが無難かなと、
逆に信長は家柄が悪いので逆にそれが強みにもなった面があります、
家柄が二人いる守護代の三人いる奉行ひとつという家柄だったうえに、後継者問題で主だった家臣が弟についたので、（自前の親衛隊を組織していたおかげで）その弟勢力を破ったので、その家臣達も信長に頭が上がらない、（ただしはじめから支持してくれた佐久間信盛にはかなり長い間信長ですら気を使う状態でしたが）
なおかつ家柄が低いので初期における将軍家に対する丁重な態度が真実味を帯びてみえ
将軍や管領など幕府要職に就ける家柄でないので
ある意味ノーマーク・・
北条家はなんかよく書かれていないことが多いですが、統治システムの構築に成功しており
なおかつ年貢が多分全国一安かったと思います
川中島ですが、あの合戦（全部ひっくるめて）勝者は武田です
上杉の目的は北部信濃から武田勢力を排除、
目標である旧統治者に返す、 の両方を未達成です
武田は上杉勢力の排斥、自己領の取り込みに成功してます が しかしその代償があまりにもでかかったですね
たしかに勝頼の後見に信繁がついていたら状況は大分違ったとおもいます。
勝頼のあのいびつな思考は自分をさげすむ家臣の影響も大だとおもいます、後見の信繁がいれば双方の軋轢をやわらげられたんじゃないかなと
変な話勝頼よりも発言の重みが違いますからね
家を残す という話ではちょっと前に忠臣蔵検定の話で書いてみました
うきた（宇喜田 浮田 宇喜多など色々かかれてるので） 直家ですが、やり方はたしかに正攻法ではないですけれども、あの人の生い立ち、家の状況からでは屈折してしまう気がしますね
性格面では秀吉が発言してるほどやな性格だったみたいですし..
個人的には大河ドラマ化してほしい人として
松永久秀ですね
前歴不明.一流の教養人で芸術家.建築家.経済界にも明るい
たぶん想像ですが見た目はとても善良そうな人だったんじゃないでしょうか
ゲームとかで描かれたりする久秀の顔だと
みなさん警戒してあくどい事しにくいですからね
あーこの人はよい人だから話そうみたいな
風貌だからこそあそこまで色々陰謀ができたんじゃないでしょうか
さらに老齢まで燃え盛る野望！最後の爆死！
いいじゃないですか！
| みー | 2005/09/11 11:17 AM |
こんばんわ
＞あそこまでよくやったなという意味で合格ラインとたとえば尼子もそうですが、島津も不合格です
島津に関したは、本当にあっと言うまに萎んじゃいましたよね。あの怒涛の北上があったから、ついつい凄いって思ってしまいますよ。
＞攻勢限界点
銀河英雄伝説に結構出てくる言葉ですけど、以外に分かり難いですが、島津のあれは、ホント分かり易い実例ですね。
＞武田義信
新田次郎を読んでる時は、一般に思われてる事をそのまま思っていました。
でも、その後色々と読んでいて、信虎の時と同じ事をしただけだって知って、守護からの脱皮は大変だなぁってつくづく思いました。
勝頼に関しても、同様に家臣の力を当主に直結する方向性を打ち出したのも、その後の末路の原因の一つと聞きました。
あと、信長の攻勢がもう少し後だったら、間に合った（どの程度統治システムを変えきれるかは、推測しか出来ませんけど）かもっとも書かれていました。
＞北条家
やっぱり成功ですよね。年貢に関しては、そのまま率は変わらなかったんですね。
そういえば、北条も毛利と同じで親族がまとまっていました。あ、毛利の親族って元就のって事ですので。
＞うきた：あの人の生い立ち、家の状況からでは屈折してしまう気がしますね
暗殺って、成功すると一気に解決する事ってありますけど、やっぱり支持されないから、後々に響いてくるから、賛同できなんですよね。
逆に暗殺しまくって、その後成功した例ってあるんでしょうか？
同郷の毛利元就さんは、直接手は下していないし。
＞松永久秀
大河ですかぁ。正直いうと反対なんですよね。なんか、大河だと実は善良そうどころか、人格もよく将軍を殺したのも大仏を焼いたのも、泣く泣くやった・・・みたいな久秀の魅力を根こそぎ削った人物になりそう・・・。
気持ちは映像を見たいんですけど、主役にしたとたん・・・・。
＞見た目はとても善良そうな人
確かに「信長の野望」で野望ギラギラな顔ばっかりでしたね(笑)
でも、師匠の想像、存外的を得ている気がします。今浮かんだ顔は南海鰐神でした(笑)
＞老齢まで燃え盛る野望！最後の爆死！
記憶に残りまくりですね。
今は正月の10時間ドラマもイマイチ信用できないしなぁ。でも、私も見たいです。
ところで、「太平記」を見ていた時、ふと高師直と松永久秀がダブったんですけど、彼も時代が200年ぐらい後に生まれたいたら、将軍を殺していたでしょうか？
| 遠志 | 2005/09/13 2:14 AM |
高 帥直ですか
松永久秀とちがって 彼にははじめから
人望家柄能力に優れた後ろ盾がいた上に
信任してもらっていたという所が違う気がします
彼本人の能力も高かったのは確かですけど
彼自身が当主であった場合
あの性格は、家臣がついてくるかどうか..
たしかに古いだけで実力を伴わない存在は
積極的に無視してたので あの状況にいたとして
将軍家があんな状態だったら襲っていた可能性は
高い気がしますね
松永久秀をたとえば にこにこ状態の西村雅彦とかにやらせてみるとおもしろいかもしれない..
| みー | 2005/09/16 9:26 PM |
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